工期はどれくらい?テント倉庫の施工プロセスと期間目安

一言まとめ
テント倉庫は短工期が強み。
ただし実日程は「確認申請の処理期間」と「現地施工」で大きく左右されます。
申請は最短35日(法定上限)の目安、現地組立は規模次第で最短1週間程度というケースがあります。


このページでわかること

  • 全体の進み方(7ステップ)と各ステップの要点
  • 期間の目安(調査・プランニング・確認申請・現地施工)とスケジュール例
  • 工期短縮のコツと、稼働を止めないための実務ポイント
  • よくある質問(確認申請は必要?仮設なら? など)

まずは全体像:7つのステップ

テント倉庫の基本プロセスは、一般の建築と同様に企画→調査→設計/申請→製作→施工→検査/引渡しです。
以下は標準像です。

  1. 事前打合せ(要件定義)
     用途・面積・天井高さ・開口・動線・電気/消防・開始希望時期などを整理。
  2. 現地調査・法的確認
     地盤・搬入動線・周辺規制の確認。建築・消防・用途地域の適合性を事前に点検。
  3. 見積・仕様合意(契約)
     概算→仕様確定→見積精査→契約。
  4. 詳細設計・構造計算/確認申請
     図面・構造計算書を整え、建築確認申請を実施(必要な場合)。
  5. 部材製作・基礎工事
     膜の加工・鉄骨製作、並行して基礎工事(地盤次第で改良あり)。
  6. 現地施工(組立・膜張り)
     部材搬入→鉄骨組立→膜材張り→開口部・附帯設備。規模により最短1週間程度の事例あり。
  7. 完了検査・引渡し/運用開始
     出来形確認→是正→引渡し→運用。

期間の目安(要点)

① 建築確認申請の処理期間

  • 法定上限(標準処理期間):建築基準法上、最短35日(※建物区分により7日ケースもあり)。
  • 実務の目安:民間の指定確認検査機関では概ね4週間以内を基本とする運用例があります。
  • 一般的な体感:テント倉庫の解説記事でも申請期間の目安30日

ポイント:現場加工や溶接が無いので、一般建築より短工期になります。
同じ作業員が鉄骨工事・膜工事の両方を施工できるため、多工種が必要なその他の建築方法と比べて短工期になります。

② 現地施工(建方・展張)

  • 目安:規模次第で最短1週間程度のケースが公表されています(小〜中規模/好条件)。
  • ポイント:テント倉庫は設計・製作・基礎をうまく並行化できるため、
         申請期間+現地施工で全体を圧縮しやすいのが特長です。
         プロセス自体は各社共通の大枠をたどります。

スケジュール例(参考)

前提:300〜500㎡規模、通常仕様、平地、補正少の想定。
ここから積雪地・大型・特殊設備で延びる前提です。

  • W1–2:要件定義・現地調査・概算整備(1ヶ月)
  • W3–6:詳細設計・構造計算・確認申請(3ヶ月)
  • W5–7:部材製作・基礎工事(1ヶ月)
  • W8:現地施工(1〜2週間想定)
  • W9:完了検査・引渡し

注意:上記は参考モデルです。
実日程は、書類の補正有無・地盤改良・資材調達・天候(台風/降雪)・所管との協議で変動します。


稼働を止めないための実務ポイント

  • 搬入計画:大型車ルート・仮置きスペース・クレーン設置位置を図面化。
  • 安全区画と動線:フォークリフト動線と工事区画を完全分離。
  • 粉じん・騒音管理:膜材切断/張りのタイミングは業務の閑散時間帯に。
  • 一時仮設の確保:仮設屋根・テントで養生し、雨天でも工程を進める余地を。

よくある質問(Q&A)

Q1. テント倉庫でも建築確認は必要ですか?
A. 原則必要です。テント倉庫も建築物として扱われ、建築基準法に適合する計画で確認申請が求められます。

Q2. 申請にどれくらい時間がかかりますか?
A. 法定上限は最短35日(法改正により、案件により7日の区分は無くなりました。)。実務では約4週間を目安とする案内や、30日程度の目安を示す解説も見られます(図書が整っていることが前提)。

Q3. 現地の組立はどのくらい?
A. 規模次第で最短1週間程度という公開事例があります。大型・多雪仕様・設備多は長めに見込んでください。

Q4. 施工の流れは一般建築と違いますか?
A. 進め方の骨子は同様です。打合せ→調査→設計/申請→製作→施工→検査/引渡しの順をたどります。

Q5. 仮設なら申請は不要?
A. 原則として仮設許可申請及び確認申請が必要です


そのまま使える「工程チェックリスト」(抜粋)

  • 要件定義:用途/面積/高さ/開口/電気/消防/稼働開始時期
  • 現地調査:地盤・ルート・仮置き・周辺規制・近隣協議
  • 設計/申請:図面・構造計算・各種同意書・事前相談実施
  • 製作/基礎:設計凍結範囲の明確化・材料手配・工程表合意
  • 施工:搬入計画・安全区画・天候プランB・夜間/休日施工計画
  • 検査/引渡し:出来形検査・是正・最終立会・取扱説明

まとめ

  • 短工期の実現には、申請の確実化(補正ゼロ)と並行工程が鍵。
  • 確認申請は原則必要で、法定上限35日実務上4週間目安がガイドライン。
  • 現地施工は条件が整えば最短1週間程度という事例あり。

※本記事は一般的な目安です。地域の基準・用途・規模で要件は変わります。
最終判断は所管行政・指定確認検査機関の指導に従ってください。


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