静電気も防ぐ「DS-300PEW-H」の技術革新。   充填剤なし(ノンフィル)人工芝が選ばれる理由

1.従来の「ゴムチップ入り人工芝」が抱える3つのリスク

最新の「ノンフィル(充填剤不要)人工芝」と対比されるのが、従来の主流である「充填剤入り人工芝」です。
これまでクッション性を確保するために「必要不可欠」とされてきたゴムチップや砂などの充填剤(インフィル)ですが、実際の運用現場では以下の3つの深刻な課題が浮き彫りになっています。

利用者の不満No.1「衣服や靴の汚れ」
「人工芝のグラウンドで遊ぶと、靴の中や服に黒いチップが入って洗濯が大変」、「ボールや靴が黒くなる」という声が、保護者や利用者から多く寄せられています 。

② 冬場の「静電気」トラブル
乾燥する時期、子供たちが金属部分や友達に触れた瞬間に「バチッ」と痛みが走る静電気ショックが発生し、グラウンド利用を敬遠させる原因となっています 。

③ 現場を疲弊させる「維持管理の負担」
人工芝を導入した方からは、「天然芝に比較してメンテナンスにかかる費用や手間が少ないから」との声を聞きます。しかし、一方で意外に偏ったチップを均す作業や、雨で流出したチップの掃除、減った分の補充など、管理者のコストや手間がかかるとの声が大きいのも事実です 。

2.なぜ今、見直しが必要なのか?

これらの問題が発生する背景には、構造的な要因と、近年の環境意識の変化があります。

① 環境規制とマイクロプラスチック問題
ゴムチップには、軽く衣服や靴に入り込み易いうえに、ゴム成分がボールなどと擦れることによって黒く汚れてくるのです。
また、流出したチップは「マイクロプラスチック」として環境汚染の原因となり、欧州を中心に規制対象となりつつあります 。
国内でもSDGsの観点から、公共施設での使用を見直す動きが加速しています 。

② 素材特性による帯電
人工芝のパイル(芝の部分のこと:ポリエチレン等で作られています。)は絶縁体であるため、摩擦で発生した逃げ場のない電気が蓄積されやすい性質を持っています 。
これが静電気トラブルの根本原因ですが、技術的な解決が難しく長らく放置されてきました。

ゴムチップの流出
人工芝のグランドは水はけをよくするために傾斜がついており、軽いゴムチップは雨などにより流され末端部に集まりやすい構造となっています。
その一部は排水溝へ流れ出ることもあります。

3.充填剤なし(ノンフィル)の高密度人工芝「DS-300PEW-H」

上記の課題を解決するために開発されたのが、大嘉産業株式会社の「DS-300PEW-H」です。

解決策① 充填剤なしだから汚れない、それでいて高クッション性!「2段式パイル構造」

クッション性を確保するために必要不可欠とされてきたゴムチップの代わりとしてクッションの役割を果たすのが、独自の「2段式パイル構造」です。
役割の異なる2種類のパイルを高密度に組み合わせることで、充填剤に頼らない衝撃吸収を実現しました。

  • 主パイル(直毛):
    天然芝のような外観と、激しいプレーに耐える耐久性を担当 します。
  • クッションパイル(縮れ加工):
    根元に配置された縮れたパイルが、バネのように作用して衝撃を吸収。
    さらに、主パイルを根元から支え、倒伏(芝が寝てしまうこと)も防ぎます。

これにより、「汚れない」だけでなく「怪我もしにくい」理想的なグラウンド環境を提供します。

解決策② 業界でも希少な「静電気対策」機能

パイルに「静電糸(静電気抑制繊維)」を混織することで、摩擦で発生した電気を逃し、帯電を防ぎます 。
これにより、乾燥した冬場でも子供たちが安心して寝転がれる環境を実現しました 。

解決策③ 純国産品質と経済合理性

パイル製造からコーティングまで完全国内生産 。
日本の気候に合わせた耐久性を持ち、ゴムチップなどの充填剤の補充や廃棄コストがゼロになるため、ランニングコストや清掃などの手間を大きく圧縮します 。

3.まとめ:持続可能なスポーツ施設のために

これからの時代の人工芝選びにおいて、「充填剤なし(ノンフィル)」であることは、もはや特別な選択肢ではなく、持続可能な施設運営のための条件となりつつあります 。
大嘉産業の「DS-300PEW-H」は、以下の3つの価値を同時に提供することで、従来製品の課題を根本から解決します。

【環境】マイクロプラスチックを出さない
ゴムチップの流出を防ぎ、周辺環境や海洋汚染への配慮を実現します 。

【快適】冬でも「バチッ」とこない安全性
独自の静電気対策により、子供たちが季節を問わず笑顔で走り回れる環境を保証します 。

【経済】管理者の負担を減らすメンテナンス
充填剤の補充や清掃の手間をなくし、ランニングコストも削減します 。

「充填剤なし」「静電気対策」「純国産」。
この3つの条件をすべて満たす「DS-300PEW-H」は、単なるグラウンドの改修部材ではありません 。
利用者の安全と、施設の未来を守るための「投資」として、ぜひご検討ください 。

製品スペック概要
・製品名:DS-300PEW-H
・用途:スポーツ施設、校庭、園庭、多目的グラウンド
・構造:ノンフィル(充填剤不要)高密度人工芝
・パイル長:30mm(±1.5mm)
・素材:ポリエチレン(主パイル)、ポリプロピレン(補助パイル・制電糸配合)
・製造:大嘉産業株式会社(完全国内生産)


お問い合わせ・資料請求

■産業資材事業部 H P:http://www.daika-sales.com/

カタログ・資料ダウンロード
お問い合わせはこちらから
もっと『人工芝』について知る

この記事をシェアする